意味 · Meaning
権限・役割・所有を正式に手放す
使い方 · Usage
権利、支配権、所有権、役職など、価値や責任を伴うものを正式に手放す場面で使います。経営者が会社の支配権を譲る場合、親が親権を放棄する場合、当事者が法的請求を取り下げる場合などが典型です。単に物をなくすのではなく、自発的に、または圧力を受けて保持をやめる行為を表し、法律、企業統治、外交の記事でよく用いられます。
ニュアンス · Nuance
日本語の「放棄する」「手放す」より改まった重みがあり、保持していた権限や権利を明確に明け渡す響きがあります。“give up”は夢や習慣にも広く使えますが、こちらは制度的な対象と好相性です。“abandon”のように放置して去る印象ではなく、所有や管理を終了して他者へ渡すという手続き的な含みがあります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
「役職から退く」の助詞感覚につられ、“relinquish from the position”としやすいのですが、“relinquish the position”のように対象を直接続けます。“resign from the position”との構文の混同に注意が必要です。また、「デザートを諦めた」程度で使うと大げさなので、その場合は“gave up dessert”のほうが自然です。
類義語との違い
例文 · Examples
“The founder explained why she would relinquish daily control next quarter.”
創業者は、次の四半期に日常の運営権を手放す理由を説明した。
“Tom will relinquish the rota role once the new coordinator arrives.”
新しい調整役が来たら、トムはシフト担当の役割を手放す。
“Over lunch, she said she was ready to relinquish the volunteer list.”
昼食の席で、彼女はボランティア名簿の管理を手放す準備ができていると言った。
よく使う組み合わせ · Collocations
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