意味 · Meaning
先例、前例。
使い方 · Usage
後の判断や行動の基準として参照される、過去の事例を指します。法律では以前の判決が類似事件の判断材料となる場合に使い、組織では一度認めた例外が将来の要求にも影響するときに“set a precedent”と表現します。単に過去に起きた出来事ではなく、その後の意思決定に参考価値や一定の拘束力を持つ事例である点が重要です。
ニュアンス · Nuance
「前例」「先例」に近いものの、特に法的・制度的な重みを伴います。前に起きたことなら何でも該当するわけではなく、後続の判断に適用できる事例でなければなりません。先例があっても必ず従うとは限りませんが、無視には理由が必要だという含みがあります。良い慣行にも、将来に悪影響を残す危険な例にも使えます。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“previous decision”は単なる以前の決定ですが、“precedent”は今後の判断基準になる決定です。日本語の「前例を作る」に引かれて冠詞を落とし、“set precedent”としないよう注意します。通常は“set a precedent”です。また、綴りの似た“president”は「大統領」や「社長」を指す別語です。
類義語との違い
example説明や比較のために挙げる例であり、将来の判断を左右する必要はありません。
case事件、症例、具体例などを広く指しますが、基準としての効力は含みません。
model模倣すべき手本や仕組みを指し、通常は望ましい対象として示されます。
benchmark成果や品質を比較・評価するための基準で、過去の事例である必要はありません。
例文 · Examples
📊 presentation
“The court decision created an important precedent.”
その判決は重要な先例を作った。
💡 meeting
“There is no precedent for this grading policy.”
この採点方針には前例がない。
💡 email
“I found a relevant precedent in the archive.”
記録文書の中に関連する先例を見つけた。
よく使う組み合わせ · Collocations
set a precedent先例を作る
legal precedent判例
follow precedent先例に従う
dangerous precedent危険な先例
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