意味 · Meaning
誘因、動機づけ。
使い方 · Usage
人や組織に特定の行動を選ばせる報酬、優遇措置、制度上の利点などを指します。企業が成果に応じて手当を出す場合や、政府が省エネ設備の購入者に減税を行う場合に使われます。金銭だけでなく、昇進の機会、表彰、追加休暇、手続きの簡便さなども含み、経済、政策、教育、経営の議論で行動を促す仕組みを説明する際によく用いられます。
ニュアンス · Nuance
日本語の「インセンティブ」は報奨金や歩合給を連想させやすいものの、英語では行動を魅力的にする外的な条件全般を表します。“motivation”が本人の興味や使命感など内面的な動機も含むのに対し、“incentive”は外部から与えられる利益や制度設計に焦点があります。必ずしも善意の奨励策ではなく、望ましくない行動を誘発する仕組みについても中立的に使えます。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
「理由」なら何でも“incentive”に置き換えられるわけではありません。雨で遠足を中止した場合、雨は行動を促す利益ではないため“reason”を使います。また前置詞にも注意し、参加する誘因は“incentive to participate”、参加への誘因は“incentive for participation”とします。「人をインセンティブする」のように動詞としては使いません。
類義語との違い
例文 · Examples
“Small payments may act as an incentive for participation.”
少額の支払いは参加への誘因になりうる。
“The policy gives schools an incentive to improve attendance.”
その方針は学校に出席率を高める誘因を与える。
“Please explain the incentive structure in the appendix.”
付録で誘因の仕組みを説明してください。
よく使う組み合わせ · Collocations
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