意味 · Meaning
堪忍袋の緒が切れる決定打、最後の一線
使い方 · Usage
以前から不満、失敗、負担が積み重なっており、最後に加わった出来事が我慢の限界を超えさせたときに使います。残業続きの会社が休暇まで取り消した場合や、約束を何度も破られた末に新たなうそが判明した場合などが典型です。最後の出来事だけが特別に重大とは限らず、それまでの蓄積があって初めて決定打になった、という経緯を表す語です。
ニュアンス · Nuance
日本語の「堪忍袋の緒が切れるきっかけ」に近く、限界そのものではなく、そこへ到達させた最後の一件を指します。小さな出来事でも、それ以前の不満が十分に積もっていれば使えます。“breaking point”が耐えられる境界に焦点を置く一方、この表現は境界を越えさせた具体的な事件を指し示します。日常会話だけでなく、退職や抗議の経緯を語る記事にも現れます。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“straw”をカタカナの「ストロー」だけから飲み物の道具だと直訳すると、慣用句の意味を見失います。ここでは積み荷を限界まで重くする最後の一本のわらという比喩です。また、一度だけ起きた大事件に背景なく使うのは不自然です。“the last straw”には定冠詞が必要で、“a last straw”とは通常言わない点にも注意してください。
類義語との違い
例文 · Examples
“Being blamed for his mistake was the last straw — I quit.”
彼のミスで責められたのが決定打で — 私は辞めた。
“Missing my birthday again was the last straw for me.”
また私の誕生日を忘れたのが、私には最後の一線だった。
“Her lying to me one more time was the last straw.”
彼女がまた嘘をついたのが、もう我慢の限界だった。
よく使う組み合わせ · Collocations
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