意味 · Meaning
標本の選び方による偏り(サンプリングバイアス)
使い方 · Usage
標本を抽出したり参加者を募集したりする方法のために、標本が母集団と系統的に異なってしまう偏りを指します。たとえばオンライン調査だけならインターネットを使いやすい人が多くなり、自由参加方式ならテーマへの関心が強い人が集まりやすくなります。調査結果を社会全体や別の集団へ一般化できるか検討する場面で欠かせない用語です。
ニュアンス · Nuance
「サンプリングのばらつき」という偶然の誤差ではなく、選び方によって特定の方向へ繰り返し生じるゆがみです。そのため標本数を増やすだけでは解消しません。募集経路、標本抽出枠、回答率、除外条件などが原因になります。“large sample”であっても、母集団を適切に反映する“representative sample”とは限らない点が要点です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語では「サンプル数を増やせば偏りも小さくなる」と考えがちですが、同じ偏った募集方法を続ければ問題は残ります。“We solved sampling bias by increasing the sample size.”は不適切です。また、無作為抽出をしたと書くだけでも十分ではなく、対象を含む抽出枠や無回答者に偏りがないかまで確認する必要があります。
類義語との違い
例文 · Examples
“Online recruitment may create sampling bias.”
オンラインでの募集は標本の偏りを生むことがあります。
“The speaker noted sampling bias as a weakness.”
発表者は標本の偏りを弱点として指摘しました。
“How can we reduce sampling bias in the survey?”
調査における標本の偏りをどう減らせますか。
よく使う組み合わせ · Collocations
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