paper over

ˈpeɪpər ˈəʊvər
PAY·per·oh·ver4音節 · 第1音節にアクセント

意味 · Meaning

(問題を)取り繕う、上辺を取り繕う

使い方 · Usage

問題の根本原因には手を付けず、表面だけ整えて収まったように見せる場面で使います。組織内の対立を曖昧な合意文で済ませたり、製品の欠陥を一時的な補償で鎮めたりする場合が典型です。時間がたてば再び表面化しうる問題を、応急処置や見栄えの調整で覆い隠すという、批判を含んだ比喩表現です。

ニュアンス · Nuance

日本語の「取り繕う」に近いものの、薄い紙を貼って亀裂を隠すように、解決した外観だけを作る語感があります。“cover”は保護や話題の網羅にも使える中立的な語ですが、“paper over”には問題を直視しないという否定的評価が伴います。「丸く収める」のような好意的な調整とは限りません。

⚠️ 日本語話者がよく間違える点

カタカナの「ペーパーワーク」などに引かれ、紙や文書を使った処理だと考えないようにします。“They papered over the disagreement.”のように、隠す対象を直後に置きます。また、「問題を解決する」の意味で“solve”や“fix”と置き換えるのは誤りで、問題自体は残っています。

類義語との違い

cover up不正や失敗を意図的に隠し、発覚や責任追及を避ける意味が強い語です。
gloss over不都合な細部を詳しく説明せず、話や文章で軽く流すことに重点があります。
smooth over対立や気まずさを和らげ、当面の人間関係を穏やかにする場面で使います。
conceal物や事実を見えないように隠すという一般的で、やや硬い表現です。

例文 · Examples

💡 meeting

A quick apology will not paper over the process failure.

手早い謝罪ではプロセスの失敗を取り繕えません。

💡 email

The revised wording papers over the disagreement rather than solving it.

修正された文言は不一致を解決せず取り繕っているだけです。

📊 presentation

The chart should not paper over the missing data.

そのグラフは欠けているデータを取り繕うべきではありません。

よく使う組み合わせ · Collocations

paper over the cracks表面上の亀裂を取り繕う
paper over differences意見の相違を覆い隠す
paper over a problem問題をうわべだけ取り繕う
paper over deep divisions根深い分裂を覆い隠す
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