意味 · Meaning
(問題を)取り繕う、上辺を取り繕う
使い方 · Usage
問題の根本原因には手を付けず、表面だけ整えて収まったように見せる場面で使います。組織内の対立を曖昧な合意文で済ませたり、製品の欠陥を一時的な補償で鎮めたりする場合が典型です。時間がたてば再び表面化しうる問題を、応急処置や見栄えの調整で覆い隠すという、批判を含んだ比喩表現です。
ニュアンス · Nuance
日本語の「取り繕う」に近いものの、薄い紙を貼って亀裂を隠すように、解決した外観だけを作る語感があります。“cover”は保護や話題の網羅にも使える中立的な語ですが、“paper over”には問題を直視しないという否定的評価が伴います。「丸く収める」のような好意的な調整とは限りません。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
カタカナの「ペーパーワーク」などに引かれ、紙や文書を使った処理だと考えないようにします。“They papered over the disagreement.”のように、隠す対象を直後に置きます。また、「問題を解決する」の意味で“solve”や“fix”と置き換えるのは誤りで、問題自体は残っています。
類義語との違い
例文 · Examples
“A quick apology will not paper over the process failure.”
手早い謝罪ではプロセスの失敗を取り繕えません。
“The revised wording papers over the disagreement rather than solving it.”
修正された文言は不一致を解決せず取り繕っているだけです。
“The chart should not paper over the missing data.”
そのグラフは欠けているデータを取り繕うべきではありません。
よく使う組み合わせ · Collocations
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