意味 · Meaning
観察に基づく、観察的な
使い方 · Usage
研究者が対象へ処置を割り当てたり条件を操作したりせず、自然に生じた現象や既存資料を観察してデータを得る研究の性質を表します。診療記録から喫煙と病気の関連を調べる研究、教室で児童の相互作用を記録する調査、天体現象の継続観測などに使われます。特に“observational study”は、実験群と対照群を研究者が作る実験研究との違いを明示する研究方法上の用語です。
ニュアンス · Nuance
日本語の「観察的」は、注意深く物を見る態度のようにも聞こえますが、研究文脈では介入や変数操作をしない設計を示します。“experimental”と対比されるため、関連性を確認できても因果関係の断定には交絡要因への慎重な検討が必要だという含みがあります。“empirical”も実際のデータに基づくことを表しますが、実験データを含められる点で、観察研究だけを表すこの語より範囲が広くなります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“observational”と“observant”を混同し、人が「観察力に優れている」という意味で“The researcher was observational.”とするのは誤りです。その意味には“observant”を使います。研究設計なら“The researcher conducted an observational study.”が自然です。また、“observational experiment”は、非介入と実験的操作が衝突して聞こえるため、特殊な定義がない限り避けます。
類義語との違い
例文 · Examples
“The study used observational data from three lecture groups.”
その研究は、3つの講義グループからの観察データを用いました。
“Observational methods may suit this topic better than a survey.”
観察的手法は、このテーマには調査よりも適しているかもしれません。
“Please clarify whether the evidence is experimental or observational.”
その証拠が実験的なものか観察的なものかを明確にしてください。
よく使う組み合わせ · Collocations
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