意味 · Meaning
名目的な、わずかな
使い方 · Usage
実質ではなく名称や表示上のものを指す場合と、象徴的なほど少額であることを指す場合があります。“nominal leader”は肩書だけで実権のない指導者、“nominal fee”は負担にならない程度の少額料金です。経済の“nominal GDP”は物価変動を調整していない名目国内総生産を指します。工学では“nominal voltage”のように公称値を表すため、分野の確認が欠かせません。
ニュアンス · Nuance
日本語の「名目的な」には形だけで中身がないという否定的な響きがありますが、“nominal”は技術分野では表示上、規格上という中立的な意味にもなります。また、料金については「名前だけの料金」、つまりごく少額という意味です。経済では実質値と対比され、金額が小さいとは限りません。一語に複数の専門的用法があるため、後ろの名詞から判断します。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
形が似た“normal”の上級語だと思い、「正常な体温」を“nominal temperature”とするのは誤りです。この場合は“normal temperature”です。また、“nominal price”を常に「安い価格」と訳すのも危険で、経済文脈では物価調整前の名目価格を指す場合があります。“nominal fee”なら、通常は形式的な少額料金という意味になります。
類義語との違い
例文 · Examples
“The room can be reserved for a nominal fee if booked in advance.”
事前に予約すれば、その部屋はわずかな料金で予約できる。
“Staff pay a nominal amount for lunch during training days.”
研修日には、職員は昼食にわずかな金額を支払う。
“The email mentioned a nominal processing charge for late changes.”
そのメールは、直前の変更にはわずかな手数料がかかると述べていた。
よく使う組み合わせ · Collocations
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