意味 · Meaning
一時停止、猶予
使い方 · Usage
政府、裁判所、金融機関、企業などが、許可、立ち退き、返済、開発、製品公開といった一定範囲の活動を、公式決定によって一時停止する場合に使います。状況の調査、制度の見直し、危機への対応を行う時間を確保する措置です。個人が少し休む場面には通常用いず、権限を持つ組織が対象全体へ適用する政策的・法的な停止を表します。
ニュアンス · Nuance
日本語でも「モラトリアム」と言いますが、若者が社会的責任を猶予される期間という心理学的な用法に偏って知られていることがあります。英語の政策・法律分野では、特定の活動や支払いを公式に一時停止する措置が中心です。“ban”のような恒久的禁止とは限らず、検討や緊急対応の終了後に解除されることを前提とする場合が多い語です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
対象を示す前置詞には通常“on”を用いるため、“a moratorium of new permits”ではなく“a moratorium on new permits”とします。また、日本語のカタカナ語から「決断できない若者の状態」だけを連想すると、行政文書を誤読します。メールを休みたい程度なら“I need a break from email.”が自然で、“moratorium”では大げさか冗談めいて聞こえます。
類義語との違い
例文 · Examples
“The committee approved a moratorium on nonessential purchases.”
委員会は、不要不急の購入の一時停止を承認した。
“At lunch, staff heard about a moratorium on new travel bookings.”
昼食時、職員は新規出張予約の一時停止について聞いた。
“The email announced a moratorium on office renovations until July.”
そのメールは、7月までオフィス改装を一時停止すると発表した。
よく使う組み合わせ · Collocations
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