意味 · Meaning
~を考慮に入れる、酌量する
使い方 · Usage
人の経験不足、体調、家庭事情や、交通、天候、遅延などの制約を踏まえ、評価、期待、予定に余裕を持たせるときに使います。新人の失敗を経験の浅さに照らして寛大に見る、渋滞を見込んで早く出発する、予算に予備費を含めるといった場面に適しています。単に事情を知っているというだけでなく、その事情に応じて基準や計画を実際に調整することまで含む、やや改まった表現です。
ニュアンス · Nuance
ここでの“allowance”は「小遣い」や「手当」ではなく、事情を酌んで設ける余地を指します。“allow”から「許可する」と連想しやすいものの、“make allowances for delays”は遅延を許可するのではなく、起こり得る遅延を見込むことです。人に使えば寛大に扱う響きがあり、状況に使えば予定や数値に余裕を組み込む響きがあります。相手を未熟と決めつける印象には注意が必要です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語の「~を考慮する」の「を」に引かれ、前置詞なしや“of”を続けがちですが、定型は“make allowances for”です。“make allowances of the weather”とは言いません。また、これは欠点や失敗を無条件に正当化する表現ではありません。“make allowances for her inexperience”なら、経験不足を踏まえて評価を調整するという意味で、すべての誤りを容認するわけではありません。
類義語との違い
例文 · Examples
“We should make allowances for people joining from different time zones.”
異なるタイムゾーンから参加する人々を考慮に入れるべきです。
“Please make allowances for the slower approval process this week.”
今週は承認プロセスが遅いことを考慮に入れてください。
“The timeline makes allowances for testing and unexpected fixes.”
そのスケジュールはテストと予期せぬ修正を見込んでいます。
よく使う組み合わせ · Collocations
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