意味 · Meaning
~を逆手に取って長所にする
使い方 · Usage
本来は不利な条件や避けられない制約を、見方や使い方を変えて長所として打ち出すときに使います。小さな会社が規模の小ささを意思決定の速さとして宣伝したり、少ない予算を簡素で無駄のない設計に結びつけたりする場面が典型です。マーケティング、政治評論、戦略説明、自己紹介などで使われ、機転を評価する場合も、弱点を都合よく飾っていると皮肉る場合もあります。
ニュアンス · Nuance
単に好機を利用するのではなく、弱点、欠如、やむを得ない事情を出発点として、それを価値ある特徴へ読み替える点が核心です。日本語の「美徳にする」は道徳的に立派になる印象を与えますが、ここでの“virtue”は売りや長所に近い意味です。語り手の態度次第で、逆境を生かす工夫への称賛にも、苦しい言い換えへの冷笑にもなります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“virtue”を善行だけの意味に取り、“make a virtue of necessity”を「必要性を道徳に変える」と解釈しないでください。これは、避けられない事情を長所として受け入れたり売り込んだりすることです。前置詞は“of”であり、“make a virtue from necessity”とは通常言いません。もともと不利な要素がない単なる改善には不向きです。
類義語との違い
例文 · Examples
“We can make a virtue of the smaller venue by stressing privacy.”
私たちは、プライバシーを強調することで、狭い会場を逆に長所にできる。
“The manager made a virtue of the delay by adding more training time.”
上司は、研修時間を増やすことで、遅延を逆に利点にした。
“They made a virtue of the short lunch by keeping the agenda focused.”
彼らは、議題を絞ることで、短いランチを逆に利点にした。
よく使う組み合わせ · Collocations
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