意味 · Meaning
発言権を保つ
使い方 · Usage
会議、討論会、議会、質疑応答などで、一人が正式な発言者として話し続け、参加者の注意と発言の場を保っている状態に使います。発表者が根拠を長く説明する、役員が反論を続ける、討論者が持ち時間いっぱい主張するといった場面が典型です。単におしゃべりなことではなく、ほかの人が割り込みにくい公的な発言空間を一定時間占めることを表します。
ニュアンス · Nuance
“have the floor”が「今は自分の発言順である」という状態を示すのに対し、“hold the floor”は実際に話を続け、その場を維持する動きが感じられます。話術で聴衆を引きつけたという肯定的な評価にも、他人へ発言機会を渡さないという批判にもなります。日本語の「発言権を持つ」より、話している最中である点が重要です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“floor”を会議室の床だと解釈したり、“hold a floor”のように不定冠詞を入れたりしないでください。慣用句は“hold the floor”という固定形です。“She held the floor for twenty minutes.”なら二十分間話し続けたという意味です。単に舞台上に立った、会場を予約した、発言する権利だけを持っていたという意味には使えません。
類義語との違い
例文 · Examples
“She held the floor confidently even when the questions became difficult.”
質問が難しくなっても、彼女は自信を持って発言権を保った。
“Please hold the floor for two minutes while I find the latest numbers.”
最新の数字を探す間、2分ほど話を続けてください。
“At lunch, the chef held the floor while explaining the tasting menu.”
ランチで、シェフは試食メニューを説明しながら会話の中心を保った。
よく使う組み合わせ · Collocations
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