意味 · Meaning
熟議、審議。
使い方 · Usage
結論を出す前に、選択肢や根拠、予想される影響を時間をかけて検討する過程を表します。陪審員が証拠を吟味して評決を決める場面、議会や委員会が政策案を審議する場面、市民が地域計画を話し合う場面などで使われます。単なる意見交換ではなく、判断を形成する目的を持った慎重で手続き的な話し合いに適します。
ニュアンス · Nuance
日本語では「審議」「熟議」「熟考」などと訳されますが、個人が頭の中で考える場合にも、集団が正式に検討する場合にも使えます。“discussion”より慎重さと決定への方向性が強く、“debate”ほど賛否の対立や勝敗を前面に出しません。会議が長かったという意味ではなく、証拠や利害を比較しながら判断を練ったことを示す、改まった語です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
カタカナの「デリバレーション」から意味を推測しにくいうえ、“deliberate”には形容詞の「意図的な」と動詞の「熟考する」があるため、品詞を混同しがちです。また、気軽なおしゃべりを“deliberation”と呼ぶと大げさです。委員会の一連の審議は“The committee held deliberations”のように複数形にもできます。
類義語との違い
discussion意見を交わす行為全般を指し、結論を出す目的や慎重な手続きは必須ではありません。
consultation専門家や関係者に意見や助言を求める過程に重点があり、最終決定は別の主体が行えます。
debate異なる立場が論拠を示して争う色合いが強く、説得や賛否の対立が前面に出ます。
reflection経験や考えを個人的に振り返る内面的な熟考で、正式な集団審議とは限りません。
例文 · Examples
💡 meeting
“The committee reached its decision after careful deliberation.”
委員会は入念な審議の後に決定を下した。
📊 presentation
“Public deliberation can improve policy legitimacy.”
公的な熟議は政策の正統性を高めうる。
💡 email
“The proposal is still under deliberation.”
その提案はまだ審議中だ。
よく使う組み合わせ · Collocations
public deliberation市民による熟議
jury deliberation陪審員の評議
policy deliberation政策審議
after careful deliberation慎重に検討した末に
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