意味 · Meaning
前面に出てくる、注目を集める
使い方 · Usage
以前から存在していた問題、人物、能力、対立などが、ある出来事をきっかけに目立ち、重要なものとして扱われ始める場面で使います。危機によって公平性の問題が注目された、選挙で特定の争点が前面に出た、困難な局面で指導力が発揮された、といった説明に向きます。報道、歴史記述、政策分析、組織研究などで、関心の中心が移った経緯をやや改まった調子で示せます。
ニュアンス · Nuance
単に新しいものが“emerge”したのではなく、すでにあった要素が背景から前面へ移り、注目度や重要性を増したという語感です。“stand out”が周囲との比較で目立つことを表すのに対し、“come to the fore”は議論や状況の中心へ浮上する変化を描きます。日本語の「フォア」はスポーツ用語を連想させますが、ここでは「前部、前面」を指し、やや文語的な響きがあります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
「前面に出る」を直訳して“come to the front”とすると、列や建物の前方へ物理的に移動する意味に取られやすくなります。注目の中心になるなら“come to the fore”を使います。また、慣用句なので定冠詞を抜いた“come to fore”は不自然です。“Ethical concerns came to the fore”のように、目立つようになった課題や能力を主語にします。
類義語との違い
例文 · Examples
“Equity concerns came to the fore during the discussion.”
議論の間に公平性の懸念が前面に出てきました。
“Questions of identity come to the fore in this chapter.”
この章ではアイデンティティの問題が前面に出てきます。
“Two issues came to the fore after the review.”
見直しの後に2つの問題が前面に出てきました。
よく使う組み合わせ · Collocations
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