意味 · Meaning
過程をたどって追跡する
使い方 · Usage
論理、計算、意思決定、データ処理などの流れを、開始点から終点まで段階ごとにたどって確認するときに使います。研究では原因が結果へ至る経路を検討する場合、開発現場ではコードや処理工程を追って不具合の発生箇所を探す場合に自然です。出所を一か所だけ調べるのではなく、各段階のつながりを連続して検証したことを伝えたい場面に向いています。
ニュアンス · Nuance
日本語の「追跡する」だけでは、位置を追う意味にも聞こえますが、“trace through”には工程の内部を通り抜けるように順番に調べる語感があります。“check”が一点の確認にも使えるのに対し、こちらは複数段階の連鎖を重視します。“track”よりも、論証や処理手順を細部まで読み解き、結果が生じた道筋を明らかにする響きが強くなります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
カタカナの「トレース」から、図をなぞることや人を尾行することだけに限定しないでください。人の移動なら“track the person”が普通です。また、“trace through with the pipeline”のように余分な“with”は付けず、“trace through the pipeline”とします。結果だけ見た場合には、全工程を調べたように誇張して聞こえます。
類義語との違い
例文 · Examples
“Trace the idea through each section.”
各節を通して、その考えをたどってください。
“We traced the error through the spreadsheet.”
私たちは、表計算シートをたどって誤りを追跡した。
“I traced her logic through three examples.”
私は3つの例を通して、彼女の論理をたどった。
よく使う組み合わせ · Collocations
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