意味 · Meaning
適切な調子をとる、印象よく伝える
使い方 · Usage
発言、文章、態度などの内容と調子が、その場の雰囲気や相手の感情にうまく合っていることを表します。謝罪文が責任を認めつつ誠実な希望も示す、追悼の言葉が温かさと節度を保つ、広告が深刻な問題を軽く扱わず親しみも伝える、といった場面で使います。演説、声明、広告、会話を好意的に評価するときに特に自然です。
ニュアンス · Nuance
音楽で正しい音を出すことに由来し、何を言ったかだけでなく、語調、感情の強さ、タイミングまで適切だったという評価を含みます。“be appropriate”より繊細で、“say the right thing”より雰囲気や態度を重視します。日本語のカタカナ語「ノート」を手帳や注記の意味で捉えると比喩が見えません。必ずしも全員を説得したという意味ではなく、伝え方が場に合ったということです。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
定型は“strike the right note”であり、“strike a right note”や“make the right note”とは通常言いません。また、日本語の「正解を出す」に引かれて、試験問題や計算の答えが正しい場面に使うのは不適切です。“with”を続ける場合は、“strike the right note with voters”のように、好印象を受ける相手を示します。楽器の一音を文字どおり演奏する場面とも区別します。
類義語との違い
例文 · Examples
“The opening slide strikes the right note by acknowledging the delay first.”
冒頭のスライドは、まず遅延を認めることで適切な調子をとっている。
“A brief apology struck the right note at the start of the meeting.”
短い謝罪が、会議の冒頭で適切な調子をつくった。
“Her relaxed welcome struck the right note with the new colleague at lunch.”
彼女のくつろいだ歓迎は、ランチで新しい同僚に好印象を与えた。
よく使う組み合わせ · Collocations
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