意味 · Meaning
~するのが適切だと判断する
使い方 · Usage
権限や裁量を持つ人が、ある行為を適切だと判断して実行すると述べる、やや硬い表現です。裁判所が介入を決める場合、理事会が支出を承認する場合、大学が期限延長を認める場合などに使えます。公文書、判決、組織上の決定を説明する文章に合い、友人同士の単純な選択には大げさです。相手の裁量を尊重する用法のほか、判断への不満を遠回しに示す用法もあります。
ニュアンス · Nuance
“decide to”のように決定の事実だけを表すのではなく、その人物が自分の権限で「適切」と認定したという距離のある語感です。“as you see fit”なら相手に判断を委ねる丁寧な言い方ですが、文脈次第では「ご勝手に」「わざわざそう判断した」と皮肉にもなります。日本語の「適宜」は方法の自由にも使えますが、この表現は判断主体の裁量を強く意識させます。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“fit”を「体に合う」とだけ捉えたり、後ろを動名詞にしたりしないでください。“She saw fit approving it.”ではなく、“She saw fit to approve it.”と動詞の原形を続けます。また、“Management saw fit to ignore the warning.”は中立的な決定報告ではなく、警告を無視した経営陣への皮肉に聞こえ得るため、対人場面では語調に注意が必要です。
類義語との違い
例文 · Examples
“Management may see fit to delay the launch by one week.”
経営陣は、開始を1週間遅らせるのが適切だと判断するかもしれない。
“If finance sees fit to approve it, we can book the larger room.”
財務が承認するのが適切だと判断すれば、より大きな部屋を予約できる。
“The host saw fit to move lunch indoors because of the heat.”
主催者は暑さのため、ランチを屋内に移すのが適切だと判断した。
よく使う組み合わせ · Collocations
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