意味 · Meaning
頑健性・堅牢さ
使い方 · Usage
分析条件、入力値、標本、負荷などをある程度変えても、モデル、結論、システムが大きく崩れず機能する性質を表します。研究では別の変数や推定方法を使っても主要な結果が維持されるかを検証する際に用います。工学や情報技術では、雑音、障害、想定外の入力、高負荷があっても安定して動作できることを指します。平常時の強さではなく、変化や妨害にさらされた際の耐性を評価する語です。
ニュアンス · Nuance
「頑健性」「堅牢性」が代表的な訳で、単に物理的に頑丈という意味に限りません。“robust finding”は効果が大きい結果ではなく、分析方法や標本を変えても結論が保たれる結果です。“strength”が力や効果量の大きさを表せるのに対し、“robustness”は妥当な条件変更への耐性を示します。高い頑健性も完全無欠を保証せず、想定した範囲で影響を受けにくいという評価です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
カタカナの「ロバスト」を漠然と「強い」と理解し、“strong result”と“robust result”を同じ意味で使うと、研究上の違いを失います。前者は効果の大きさ、後者は条件変更後も結果が残ることを指し得ます。また“We tested the robustness by making the conclusion stronger.”では検証方法になりません。“using alternative models”など、変更した条件を具体的に示します。
類義語との違い
例文 · Examples
“The robustness of the findings was tested with a second sample.”
調査結果の頑健性は、2つ目のサンプルで検証された。
“We questioned the robustness of the coding scheme.”
私たちはコーディング体系の頑健性に疑問を呈した。
“Please add a paragraph on robustness checks.”
頑健性のチェックについて一段落加えてください。
よく使う組み合わせ · Collocations
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