意味 · Meaning
(決定・合意を)正式に承認する、批准する
使い方 · Usage
条約、協定、憲章、改正案など、すでに内容がまとめられた文書や決定に、権限を持つ機関が正式な効力を与える場面で使います。国会による条約の批准、組合員投票による労使協定の確定、理事会による決定の追認などが典型です。上司が休暇申請を許可するといった日常的な承認ではなく、法的・制度的な手続きを伴う最終承認を表します。
ニュアンス · Nuance
単に賛成するのではなく、所定の手続きを経て、それまで暫定的だった合意を正式に有効にする語です。“approve”より対象と承認主体が限定され、“endorse”のような支持表明より法的効果が前面に出ます。日本語では何でも「承認する」と訳せますが、“ratify”には、交渉や署名の後に権限ある議会や構成員が最終確定するという段階性があります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
「賛成する」の改まった言い換えだと考え、“I ratify your idea.”のように個人の提案へ使うと不自然です。また、条約への署名と批准を同じ行為だと思い、“sign”と置き換えるのも誤りです。通常は署名後に議会などが“The treaty was ratified.”という手続きを行います。名詞形は“ratification”であり、“ratify”ではありません。
類義語との違い
例文 · Examples
“The board will ratify the new contract at Friday's meeting.”
取締役会は金曜の会議で新しい契約を正式承認します。
“Once the board ratifies the change, we can notify the staff.”
取締役会が変更を承認すれば、スタッフに通知できます。
“The final step is to ratify the service agreement.”
最後の段階は、サービス契約を正式に承認することです。
よく使う組み合わせ · Collocations
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