意味 · Meaning
段階的に強める、引き上げる
使い方 · Usage
政府が制裁を強める、企業が広告費を増やす、当事者の発言が緊張を高めるなど、圧力、費用、速度、活動の水準を段階的に引き上げる場面で使います。歯止め付きの歯車が一段ずつ進む動きに由来し、一度に急増させるというより、何度かに分けて強度を上げていく過程を表す表現です。
ニュアンス · Nuance
“increase”より段階性が鮮明で、上げた水準が簡単には元へ戻らない響きもあります。緊張、圧力、非難など好ましくないものによく使われ、“escalate”に近いものの、こちらは意図的に一段ずつ引き上げる操作にも焦点を置けます。努力や生産量にも使えますが、報道では対立の激化を連想させやすい語です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
綴りを“rachet”と一文字落とさず、“ratchet”と書きます。他動詞なら“The company ratcheted up spending.”、自動詞なら“Tensions ratcheted up.”のように使えます。「棚を上へ上げる」など物の単純な移動には不向きで、数値や強度、水準の上昇を表す語です。
類義語との違い
例文 · Examples
“The deadline ratcheted up pressure on the support team.”
締め切りはサポートチームへの圧力を段階的に高めました。
“The speaker ratcheted up the urgency in the final section.”
話し手は最後の部分で切迫感を段階的に高めました。
“The client ratcheted up the request after the first reply.”
クライアントは最初の返信の後、要求を段階的に強めました。
よく使う組み合わせ · Collocations
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