意味 · Meaning
決定的な時に備えて資源を温存する
使い方 · Usage
相場の下落後に投資するため現金を残す、選挙終盤まで広告費を取っておく、買収機会に備えて借入余力を温存するなど、決定的な局面で使える資源を保持するときの表現です。お金だけでなく、人員、交渉材料、政治的影響力などにも使えます。古い銃で火薬を乾いた状態に保ったことに由来し、金融、政治、競争戦略を扱う記事や議論で、準備を整えつつ待つ姿勢を表します。
ニュアンス · Nuance
単なる節約や先延ばしではなく、好機が来たらすぐ動けるように戦力を使わずに保つ、戦略的な待機を表します。日本語の「実弾を残しておく」に近いものの、必ずしも資金だけを指しません。“The fund is keeping powder dry.”なら、投資を恐れて何もしないというより、より良い機会を待って現金を確保している含みがあります。慎重さ、備え、投入時期の判断が一体になった語感です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語の冠詞感覚では“the”を補いたくなりますが、比喩では“keep powder dry”が一般的です。“keep the powder dry”も文脈によって見られるものの、まず無冠詞の形を覚えると安全です。また、火薬の管理を文字どおり表すとは限りません。“Investors keep powder dry.”は、投資家が機会に備えて現金などを温存するという意味です。
類義語との違い
例文 · Examples
“Let's keep our powder dry until the client confirms scope.”
クライアントが範囲を確定するまで、資源を温存しておきましょう。
“I suggest we keep powder dry rather than committing the full budget.”
全予算を約束するより、資源を温存しておくことを提案します。
“The financial plan keeps powder dry for unexpected demand.”
その財務計画は、予想外の需要に備えて資源を温存している。
よく使う組み合わせ · Collocations
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