意味 · Meaning
~になる素質・可能性がある。
使い方 · Usage
人や物事がまだ完成した状態ではないものの、将来ある結果へ発展するための資質、材料、兆候をすでに備えている場面で使います。新人に優れた指導者の素質が見える場合、初稿に名作となる要素がある場合、小さな争いが大事件へ発展しそうな場合などに適します。好ましい可能性だけでなく、災害や不祥事のような悪い結果の兆しにも使える点が特徴です。
ニュアンス · Nuance
「素質がある」「兆しがある」に近いものの、“makings”には完成品を作る材料や構成要素という比喩があります。単なる将来予測ではなく、そうなり得る根拠が現状に見えていることを示します。“show promise”より結果の方向を限定せず、成功にも失敗にも使えます。日本語の「メーキング」は制作過程を指すことがありますが、ここではその意味ではありません。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語では「素質」を単数的に捉えやすいものの、この慣用句では複数形の“the makings of”を使い、“have the making of”とはしません。また、必ず褒め言葉になるわけではありません。“The deal has the makings of a scandal.”は、その取引が有望だという意味ではなく、不祥事へ発展する材料や兆候をすでに含んでいるという警告です。
類義語との違い
例文 · Examples
“This small pilot has the makings of a broader service line.”
この小さな試験事業は、より広いサービス部門になる可能性を秘めている。
“The early data has the makings of a strong case.”
初期データは有力な論拠になる要素を備えている。
“Your outline has the makings of a useful client guide.”
あなたの概要は、役立つ顧客向けガイドになる素質がある。
よく使う組み合わせ · Collocations
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