意味 · Meaning
交絡因子(結果の解釈を混乱させる要因)
使い方 · Usage
研究で、説明したい要因と結果の両方に関係し、両者の結び付きについて誤った解釈を生じさせる第三の要因を指します。例えばコーヒー摂取と心疾患の関連を調べる際、喫煙が双方に関係していれば交絡因子になり得ます。医学、疫学、社会科学などで、研究設計の段階で候補を特定したり、回帰分析で影響を調整したりするときに使う専門語です。
ニュアンス · Nuance
日本語では「交絡因子」と訳されますが、単に調査を混乱させる邪魔な出来事ではありません。見かけ上の因果関係を強めたり弱めたりする、特定の統計的役割を持つ要因です。“factor”を日本語の「原因」と機械的に対応させると、主な原因そのものだと誤解しやすくなります。特に条件を無作為に割り付けられない観察研究で、慎重に検討されます。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
「混乱した要因」という発想から“confused factor”と書くのは誤りです。また、調査を面倒にする天候や予定変更を何でも“confounding factor”とは呼びません。基本的には対象の曝露と結果の双方に関係し、その関係の解釈をゆがめる要因です。論文では“control for confounding factors”や“adjust for confounding factors”と表現します。
類義語との違い
例文 · Examples
“We treated prior experience as a confounding factor.”
私たちは以前の経験を交絡因子として扱った。
“A confounding factor can make the relationship look stronger.”
交絡因子があると、関係が実際より強く見えることがある。
“The reviewer asked us to address a confounding factor.”
査読者は、交絡因子に対処するよう求めた。
よく使う組み合わせ · Collocations
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