意味 · Meaning
原因から結果に至る因果経路
使い方 · Usage
ある原因が、中間の過程や媒介要因を経て結果へ至る道筋を説明するときに使います。公衆衛生なら、貧困がストレスや医療へのアクセスを介して健康に影響する過程を示す場合が典型です。社会科学でも、政策が制度や行動の変化を通じて成果を生む流れを分析するときに用います。単なる二変数の関連ではなく、因果作用の途中を具体化する表現です。
ニュアンス · Nuance
「因果経路」という訳が近く、原因と結果の始点・終点だけでなく、その間にある媒介変数や作用過程を強調します。“causal mechanism”よりも段階のつながりや経路の形に意識が向く語です。日本語では「影響の流れ」を因果関係のように述べがちですが、この語を使うには、時間的順序や交絡要因を検討し、相関以上の根拠を示す必要があります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
二つの値が一緒に変化しただけで、“causal pathway”が確認されたと書くのは誤りです。たとえば年齢と所得の相関だけでは経路になりません。“education affects income through occupational access”のように、原因、媒介段階、結果を区別して示します。また、日本語の「経路」に引かれて物理的な道順として解釈しないよう注意が必要です。
類義語との違い
例文 · Examples
“We need to explain the causal pathway more clearly.”
因果経路をもっと明確に説明する必要があります。
“The diagram shows a possible causal pathway.”
その図は考えられる因果経路を示しています。
“Please add a causal pathway to the model.”
モデルに因果経路を加えてください。
よく使う組み合わせ · Collocations
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