意味 · Meaning
事例の選定
使い方 · Usage
社会科学、法学、経営学などの研究で、どの国、企業、事件、地域、患者群などを分析対象にするか決め、その基準を説明するときに使います。代表例、極端な例、対照的な例のどれを選ぶのか、資料へアクセスできるか、研究質問に合うかを検討します。研究計画や方法の節で、選定が恣意的ではないことを示す場面に欠かせません。
ニュアンス · Nuance
日本語の「事例選定」より、研究設計上の論理を明示する響きが強い表現です。都合のよい例を拾う作業ではなく、どのケースなら研究質問へ適切に答えられるかを決めます。“sampling”は人や文書を含む標本抽出全般ですが、この語は分析単位となる事例の選択に焦点を置き、結論の妥当性や一般化可能性にも関わります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“case study”と混同し、選んだ企業の詳細な説明を“case selection”と呼ぶのは不適切です。前者は事例の分析、後者はなぜその事例を選んだかという設計です。また「ケースをセレクトする」というカタカナ感覚で“select a case selection”と重ねず、“justify case selection”または“select cases”と表現します。選定基準も併記します。
類義語との違い
sampling個人、文書、観測値などを母集団から選ぶ手続き全般で、事例研究以外にも広く用いられます。
participant selection研究へ参加する人の選定に焦点を置き、国家、企業、事件などの事例選択には通常使いません。
case identification条件に合いそうな候補事例を発見・特定する段階で、最終的な選定判断より前の作業を指します。
site selection調査や実験を行う地域、施設、現場を選ぶことに重点があり、分析対象の事例とは一致しません。
例文 · Examples
💡 meeting
“Case selection will affect the study's conclusions.”
事例の選定は、研究の結論に影響します。
📊 presentation
“The presenter justified the case selection.”
発表者は事例の選定を正当化しました。
💡 email
“I added notes on case selection.”
事例の選定についての注記を追加しました。
よく使う組み合わせ · Collocations
case-selection criteria事例選定の基準
case-selection bias事例選定の偏り
justify case selection事例選定を正当化する
comparative case selection比較研究の事例選定
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