意味 · Meaning
著者名を伏せて行う匿名審査
使い方 · Usage
論文、研究計画、助成金申請などを評価する際に、著者または審査者の身元を伏せて審査する手続きを指します。学術出版では、通常、著者にだけ審査者名を知らせない方式と、著者と審査者の双方を匿名にする方式を区別します。所属、知名度、性別などによる先入観を抑え、内容に基づく公平な評価を目指す制度について説明するときに使われます。
ニュアンス · Nuance
「匿名審査」に近いものの、誰の情報を誰から隠すかによって複数の方式があります。“blind”はここでは視覚障害を表すのではなく、判断に影響しうる身元情報を遮断するという専門的な用法です。また、匿名化しても研究分野や引用内容から著者が推測されることがあり、偏見を完全に除けるという含みはありません。“peer review”とも範囲が異なります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“double-blind review”を「二人の審査者による審査」と解釈するのは誤りで、通常は著者と審査者の双方の身元を互いに伏せる方式です。また、専門家が評価する審査をすべて“blind review”と呼ぶこともできません。氏名を公開する方式もあるため、匿名性を述べたい場合に限って使い、どの方式かも確認します。
類義語との違い
peer review同分野の専門家による評価全般を指し、審査者や著者が匿名とは限りません。
anonymous review身元を伏せる点を直接表す一般的な語で、制度名としての専門性は弱めです。
double-blind review著者と審査者の双方を匿名にする、範囲がより限定された審査方式です。
open review著者や審査者の身元、場合によっては審査内容も公開する対照的な方式です。
例文 · Examples
💡 meeting
“The journal uses blind review for all submissions.”
その学術誌はすべての投稿に匿名審査を用います。
📊 presentation
“Blind review can reduce personal influence.”
匿名審査は個人的な影響を減らせます。
💡 email
“Remove your name before blind review.”
匿名審査の前に名前を削除してください。
よく使う組み合わせ · Collocations
double-blind review二重匿名審査
undergo blind review匿名審査を受ける
blind review process匿名審査の過程
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