意味 · Meaning
機転のきく、思いやりのある
使い方 · Usage
相手の感情や立場を傷つけかねない話題を、状況に合った慎重な言葉や態度で扱う人や対応を表します。同僚の誤りを人前ではなく個別に伝える、応募者へ不採用理由を配慮して説明する、家族へ難しい知らせを告げる、といった場面に適しています。ただ親切なのではなく、必要な内容を伝えながら、対人関係への悪影響を抑える社会的な技量を示します。
ニュアンス · Nuance
「機転が利く」だけでは、とっさの判断の速さに聞こえることがありますが、“tactful”の中心は、敏感な問題を扱う際の言葉選びと配慮です。遠回しにして核心を避けるという意味ではなく、率直さを保ちつつ相手が受け止めやすい形に整える感覚です。“polite”より場面判断を含み、“considerate”より伝え方の巧みさが前に出ます。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語の「気が利く」を一律に“tactful”とすると、飲み物を先に用意するような一般的な気配りまで、敏感な発言を扱う能力として表してしまいます。その場合は“thoughtful”が適切です。また、“He is tactful to say it.”より“He was tactful when he explained it.”と、どの場面で慎重だったかを示すのが自然です。反対語は“tactless”です。
類義語との違い
例文 · Examples
“Please be tactful when you mention the missed deadline.”
逃した締め切りに触れるときは、気配りをしてください。
“A tactful reply can calm an upset customer.”
気配りのある返信は、怒っている顧客を落ち着かせられます。
“She gave a tactful answer about her previous manager.”
彼女は前の上司について、気配りのある答えをしました。
よく使う組み合わせ · Collocations
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