意味 · Meaning
複雑さ。
使い方 · Usage
問題、制度、生物、文章、情報システムなどが、多数の要素と相互関係から成り、単純には説明、予測、解決できない状態を表します。社会問題の原因が何層にも絡む場合や、法律の規定が互いに影響する場合に適した語です。単に作業が難しいというだけでなく、構成部分の多さと結び付きが難しさを生むことが重要です。研究では、過度な単純化を避けて対象の多層性を示す際にも使います。
ニュアンス · Nuance
日本語の「複雑さ」は混乱や面倒さという否定的な印象を持ちやすい一方、“complexity”は多層的で精巧な性質を中立的、時には肯定的に表せます。“difficulty”が課題を解く難しさなら、こちらは要素と関係の多さそのものです。ただし、“unnecessary complexity”なら設計や手続きが不必要に込み入っているという批判になります。複雑だから悪い、と自動的に判断する語ではありません。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
形容詞と名詞を混同して、“This system is very complexity”とする誤りが見られます。形容詞なら“This system is very complex”、名詞なら“This system has considerable complexity”とします。また、日本語の「いろいろな複雑さ」につられて常に“complexities”とせず、対象全体の複雑さには“the complexity of the issue”を使います。個別の厄介な事情なら複数形も可能です。
類義語との違い
例文 · Examples
“The framework captures the complexity of classroom interaction.”
その枠組みは教室での相互作用の複雑さをとらえる。
“We should not ignore the complexity of the dataset.”
データセットの複雑さを無視すべきではない。
“Your revision explains the complexity more effectively.”
あなたの修正は複雑さをより効果的に説明している。
よく使う組み合わせ · Collocations
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