意味 · Meaning
直接言わずにそれとなく触れる
使い方 · Usage
人物、事件、作品などの名前を明言せず、聞き手や読み手が察せる形で間接的に触れるときに使います。演説で過去の不祥事をほのめかす、小説が古典作品を踏まえた表現を用いる、メールで以前の対立を遠回しに示す、といった場面が典型です。文学批評や報道、外交的な発言の分析でもよく見られ、対象の前には“to”を伴います。
ニュアンス · Nuance
「暗示する」「それとなく言及する」と訳せますが、単なる推測の材料を与える“hint at”より、既知の人物や出来事を間接的に指し示す響きがあります。“imply”は発言全体から意味や結論を読み取らせる語で、特定の対象への言及とは限りません。作品について使う場合は、意図的な引用や参照の含みを持つことが多い語です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語では「不祥事をほのめかす」と助詞一つで言えるため、“allude the scandal”のように“to”を落としがちです。正しくは“allude to the scandal”です。また、対象名を明確に述べた場合まで使うのは不適切で、その場合は“mention”や“refer to”のほうが直接性に合います。
類義語との違い
例文 · Examples
“The manager alluded to possible restructuring but gave no details.”
マネージャーは組織再編の可能性をほのめかしたが、詳細は語らなかった。
“The speaker alluded to customer frustration in the opening remarks.”
発表者は冒頭で顧客の不満にそれとなく触れた。
“Your message alludes to a delay, but it does not specify the cause.”
あなたのメッセージは遅延をほのめかしているが、原因を明示していない。
よく使う組み合わせ · Collocations
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