意味 · Meaning
微妙なバランスを保つ、綱渡りをする
使い方 · Usage
両立しにくい二つの要求や価値の間で、問題を起こさないよう慎重に振る舞う場面に適した表現です。管理職が成果を求めながら部下の意欲を守る場合や、報道機関が公益とプライバシーの双方に配慮する場合などに使います。“walk a fine line between”の後に対立する二要素を置くことが多く、少し判断を誤れば一線を越える状況を示します。
ニュアンス · Nuance
日本語の「微妙なバランスを取る」に近いものの、単に二つを均等に扱うという意味ではありません。越えやすい細い境界を進む比喩から、失言や判断ミスが批判や損害につながる緊張感を伴います。“balance”より危うさが強く、方針、冗談、交渉など、どちらかへ傾きすぎると問題になる社会的に敏感な場面で特に自然です。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語の「線の上を歩く」につられて“walk on a fine line”としがちですが、慣用形は前置詞を挟まない“walk a fine line”です。“between”を続ける場合は、対照になる二つの名詞や動名詞を並べます。また、“This design walks a fine line.”だけでは何と何の境界なのか伝わりにくいため、必要なら二要素を明示します。
類義語との違い
例文 · Examples
“We must walk a fine line between speed and accuracy.”
私たちはスピードと正確さの間で微妙なバランスを取らなければならない。
“The host walked a fine line between friendly and formal.”
司会者は親しみやすさと堅苦しさの間で微妙なバランスを取った。
“The reply walks a fine line between apology and explanation.”
その返信は謝罪と説明の間で微妙なバランスを保っている。
よく使う組み合わせ · Collocations
EveryFive は忘れる直前にもう一度たずねます — 1日たった5単語、無料ではじめる →