意味 · Meaning
質的な
使い方 · Usage
数値の大小では捉えにくい経験、意味、特徴、背景を扱う研究や資料に用いる形容詞です。インタビューの発言、観察記録、自由記述、事例などを分類し、解釈する調査を説明する際によく使います。また、単なる程度の差ではなく、性質そのものが異なることを示す場合にも使えます。研究計画、論文、調査報告で特に重要な語です。
ニュアンス · Nuance
日本語の「質的」は「質が高い」という評価にも聞こえますが、“qualitative”自体に優秀という意味はありません。数値化より意味や文脈に注目するという方法上の区別です。“quantitative”とは優劣関係ではなく、答えようとする問いが異なります。また、質的研究にも体系的な符号化や分析手順があり、主観的で曖昧という意味ではありません。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“qualitative data”を「高品質なデータ」と訳すのは誤りで、発言や観察などの非数値的資料を指します。「クオリティーが良い」というカタカナ語の感覚に引かれないようにしましょう。“quality data”も文脈によっては質の良いデータを意味するため、研究方法を示したいときは両者を明確に区別します。
類義語との違い
例文 · Examples
“The study combines qualitative interviews with numerical data.”
その研究は質的なインタビューと数値データを組み合わせています。
“The qualitative findings explain why students felt anxious.”
質的な調査結果は学生がなぜ不安を感じたかを説明しています。
“Please add more qualitative examples to the report.”
報告書にもっと質的な例を追加してください。
よく使う組み合わせ · Collocations
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