意味 · Meaning
内容や表現を弱める、和らげる
使い方 · Usage
液体を水で薄めるという本来の意味から転じて、提案、批判、規則、法案、メッセージなどの強さや明確さを弱める場合に使います。厳しい条項を交渉で削る、率直な報告を無難な表現に変える、批判の核心をぼかすといった場面が典型です。飲み物の味が薄くなる場合にも使えます。受け身や形容詞形の“watered-down”も多く、内容が物足りなくなったという否定的評価を伴いがちです。
ニュアンス · Nuance
単なる「和らげる」よりも、元にあった力や中身が失われ、薄味になったという批判が感じられる表現です。“soften”なら配慮のために口調を穏やかにする肯定的な調整にも使えますが、“water down”は妥協や圧力によって核心が弱くなった印象を与えます。日本語の「希釈する」は液体や濃度を連想させるため、文書では「骨抜きにする」「弱める」が近い場合もあります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“water”と“down”を別々に捉えて「水を下へ流す」と解釈してはいけません。目的語には“a proposal”や“the message”のように、薄めたり弱めたりできる対象を置きます。また、名詞の前で形容詞として使う場合は“a watered-down version”が正しく、“a water-down version”とはしません。「表現を丁寧にした」だけなら、批判的に聞こえるこの語を避け、“softened the wording”とするほうが適切なことがあります。
類義語との違い
例文 · Examples
“Don’t water down the warning too much.”
警告をあまり弱めすぎないでください。
“The final wording watered down our original request.”
最終的な文言は、私たちの元の要求を弱めてしまいました。
“The speaker watered down the recommendation to avoid conflict.”
発表者は対立を避けるため、勧告を弱めて表現しました。
よく使う組み合わせ · Collocations
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