意味 · Meaning
行列、表形式の配列
使い方 · Usage
数学では、数や記号を行と列に並べ、計算の対象とする配列を指します。統計では観測対象と変数を格子状に整理したデータ構造、研究や経営では複数の選択肢を基準ごとに比較する分析表として使われます。たとえば“decision matrix”を作れば、費用、効果、実現可能性などを交差させて候補を評価できます。単なる一覧ではなく、行と列の組み合わせに意味がある場面に適した語です。
ニュアンス · Nuance
数学では「行列」が定訳ですが、英語の“matrix”は、要素同士の関係を格子状に整理する枠組みにも広がります。カタカナの「マトリックス」から映画作品や抽象的な構造だけを連想しがちですが、実務では比較表や評価表にも普通に使われます。“table”との違いは、情報を並べるだけでなく、行と列の交差関係が分析や計算の中心になる点です。すべての表をこう呼ぶわけではありません。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
表や図を一律に“matrix”と呼ぶのは不自然です。線や棒で傾向を可視化するものは“graph”や“chart”、一般的な情報整理なら“table”が適します。行列として数値を並べる場合は“a matrix of values”などと表現します。また、複数形を日本語式に“matrixes”だけだと思い込まないようにします。一般用法では可能ですが、数学や学術文脈では“matrices”がより標準的です。
類義語との違い
例文 · Examples
“We used a matrix to compare four methods.”
私たちは四つの方法を比較するために行列(表)を使った。
“The matrix makes the comparison easy to read.”
その表は比較を読みやすくする。
“I attached the decision matrix to the email.”
意思決定マトリックスをメールに添付した。
よく使う組み合わせ · Collocations
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