意味 · Meaning
前半に重点を置く、重要事項を先に出す
使い方 · Usage
仕事、費用、情報、研修など、期間全体に配分できるものを前半へ多めに配置するときに使います。プロジェクト初期に調査とリスク検討を集中させる、契約の初年度に費用を多く計上する、研修の冒頭で重要概念を先に教える場合などが典型です。単に早く始めるのではなく、後半の負担を減らすなどの目的で、全体に占める前半の比重を意図的に高めます。
ニュアンス · Nuance
日本語の「前倒し」に似ていますが、期限を早めることよりも、総量を前半へ偏らせる点が中心です。“front-load effort”なら、後の手戻りを防ぐため最初に多くの労力を投じる戦略を表します。一方、支払いや業務が初期に集中しすぎるという否定的な評価にもなります。単なる開始時刻の早さなら“start early”を使います。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
「前に積む」という字面から、物を物理的に手前へ置く意味で使うのは普通ではありません。“front-load the project with testing”のように、何に何を多く組み込むのかを明確にします。また、「予定より早く終える」を“front-load”で表すのは誤りです。初日から着手するだけで配分が変わらない場合は“start early”のほうが自然です。
類義語との違い
例文 · Examples
“We should front-load the risks before discussing benefits.”
利点を論じる前にリスクを先に出すべきです。
“I front-loaded the key request so the message is easier to scan.”
メッセージがざっと読みやすいよう、重要な依頼を先頭に置きました。
“The deck front-loads customer evidence in the first section.”
その資料は最初の節に顧客の証拠を先に配置しています。
よく使う組み合わせ · Collocations
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