意味 · Meaning
(時間・場所を)苦労して確保する
使い方 · Usage
忙しい予定、限られた場所、競争の激しい業界などで、努力して時間、空間、役割、市場を確保するときに使います。休息の時間を何とか作る、自分に合う職務を組織内で築く、企業が独自の市場を開拓するといった場面に適しています。物を彫って一部を切り出す原義から、すでに余っているものを受け取るのではなく、制約の中から自力で領域を作り出すイメージを伴います。
ニュアンス · Nuance
「確保する」「切り開く」に近いものの、“get”や“make”より、圧迫された状況から一部を苦労して取り分ける感覚があります。“carve out a niche”では競争の中で独自の立場を築き、“carve out space”では物理的な場所だけでなく、活動の余地も作ります。日本語の「時間を割く」は時間を使う側に注目しますが、この表現は、まず予定の中に時間枠を生み出す努力を強調します。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語の「時間を作って会う」を直訳して“carve out to meet”とすると、何を確保するのかが抜けています。“carve out time to meet”のように、句動詞の直後へ対象を置きます。また、“carve”にはナイフなどで実際に彫る意味もあるため、“carve out a role”のような抽象名詞なら比喩だと明確ですが、物体を目的語にすると文字どおりの意味に解釈されることがあります。
類義語との違い
例文 · Examples
“We need to carve out twenty minutes for the staffing issue.”
人員の問題のために20分を確保する必要があります。
“I carved out a short lunch break between two calls.”
2つの通話の間に、短い昼休みをどうにか確保しました。
“Could you carve out time tomorrow to review the notes?”
明日、メモを確認する時間を確保してもらえますか。
よく使う組み合わせ · Collocations
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